旅の引き出し

子どもが生まれてからの旅の思い出や失敗談、子連れ旅行で役立った工夫を「旅の引き出し」に少しずつ残しています。

生後3か月でJALデビュー

上の子が生後3か月の頃、法事と祖父母・親戚への顔見せを兼ねて飛行機に乗ることになりました。

それまで夫婦だけの旅行では気にならなかったことが、赤ちゃんが一緒になるだけで不安だらけ。

「飛行機で泣いたらどうしよう。」

「機内でオムツ替えになったら、慌てず対応できるかな。」

初めての赤ちゃん連れ飛行機に、親のほうが緊張していました。

当日ぶっつけ本番は不安だったので、事前に何度か空港へ連れて行き、空港の雰囲気に慣れてもらいました。

電車にも乗り、「泣かずに乗れるかな?」と少しずつ練習。

それでも当日は緊張していて、「帰りもこれをやるのか…。」と思うと、旅行前から少し気疲れしていたのを覚えています。

特に荷造りは本当に分かりませんでした。

オムツは何枚必要?

ミルクはどのくらい持てばいい?

吐き戻しで服が汚れたら?

もし現地で買えなかったら?

そんな心配ばかりで、2泊3日の旅行なのにオムツは約40枚準備しました。

そのうち10枚ほどは手荷物へ。

子どもの着替えも吐き戻しを考えて4日分ほど入れ、母子手帳やお薬手帳も持参。

気付けば2泊3日なのに、4〜5泊用サイズのスーツケースで出発していました。

預け荷物のほとんどはオムツだった気がします。

今思えば、オムツは現地でも買えたので、そこまで持って行かなくても良かったなと思います。

でも初めての赤ちゃんとの飛行機では、「足りない」が一番怖かったんです。

当時利用したのはJALでした。

カウンターでベビーカーを預けると、空港内で使えるベビーカーを貸していただけたので、搭乗までとても助かりました。

待合スペースではスタッフの方から笑顔で声を掛けていただき、

「○時頃に優先搭乗をご案内しますので、ご利用ください。」

と事前に教えていただけたのも印象に残っています。

10年前のことなので細かい言葉までは覚えていませんが、搭乗前から降機まで何度も気に掛けていただいた印象が残っています。

優先搭乗では少し早く機内へ入り、大人はシートベルトを着用。

抱っこ紐から子どもを一度降ろしてミルクを飲ませ、そのあとおしゃぶりをくわえてもらい、抱っこ紐で寝かしつけました。

当時はおしゃぶりがないと寝られない子だったので、「これで寝てくれますように…。」と親のほうが必死でした。

事前に「お願いすればミルク用のお湯をいただける」と知っていたことも、初めての飛行機では安心材料の一つでした。

記事を書きながら当時の写真を見返してみると、フライト中はずっと寝ていたと思っていましたが、途中で起きて抱っこしている写真も残っていました。

それでも泣くことなく過ごせたので、おしゃぶりが安心材料になっていたのかもしれません。

また、空港で借りたベビーカーに乗る息子は満面の笑顔。

親は「荷物が多い」「泣いたらどうしよう」と必死だった記憶ばかりでしたが、子どもにとっては楽しいお出かけだったのかもしれません。

当時は「とにかく全部持って行かなきゃ!」という気持ちで荷物を詰め込んでいました。

今なら、現地で買える物は現地で購入し、機内で必要な物だけを手荷物に入れるなど、もう少し余裕を持って準備できると思います。

でも、初めての赤ちゃんとの飛行機だったからこそ、その時できる精一杯の準備だったとも感じています。

今では子どもたちも成長し、家族で飛行機に乗ることにも慣れました。

それでも、生後3か月で迎えた初めての飛行機は、今でも忘れられない家族の思い出です。

赤ちゃんとの飛行機は不安も多いですが、振り返ってみると「あの時、思い切って行って良かった。」そう思える旅になりました。

初めての飛行機は不安もありましたが、今では家族の大切な思い出の一つです。